【波乗り上手】波理論!トレンドと波の違いを理解すると戦略の幅が広がる
2020年11月23日 23:36公開 / 2021年1月26日 15:58更新

【波乗り上手】波理論!トレンドと波の違いを理解すると戦略の幅が広がる
入ってはいけない波、トレンド思考だと取れない波が存在します。このロジックに気付かなければ永遠に負け続けます、という話です。
波理論!トレンド方向と波の性質を理解する
FXのチャートは一直線ではなく波を描きながら推移します
これは短期トレーダーの動きとも言えますが
この波の上下動で右往左往しているトレーダーは多いと思います
でも一概に波が下がったから
トレンドが下であるとも限りませんし
トレンド方向と波の上下を
別に考える必要があるという事です
上下動くのだからと目先の動きだけに反応していると
突然逆方向に持っていかれたり
ジリジリと含み損を拡大することになります
今回は波とトレンドの性質の違いについて解説します
① 波とトレンドは違う
波とトレンドは違う
ここでまず私が表示しているチャートを使いご説明します
波とトレンドの違いを まず認識しましょう
トレンドは一定方向にバイアスがかかり
ある程度の時間まで持続する性質です
MAやチャネルなどがサポートされている場合もあります
トレーダーの心理的なバイアスとも言えます
波はそのトレンド内で発生している値動きで
短期トレーダーの利益確定などで
一時的にトレンドと逆行する動きもあります
俗に言う『押し目』に向かう動きですね
ですからトレンドの方向を意識しながら
波に対応していくというのがエネルギー的に無理がなく
リスクも少ないトレード手法といえます
② 波だけを意識するトレードは危険
波だけを意識するトレードは危険
トレンドを考慮せずにインジケーターで目先の方向だけ意識をして
いわゆる波だけを見てトレードをするとどうなるでしょうか?
小さいpipsはすぐに利益が出ますが
スキャルピングの意識がない場合は
すぐに反転してしまう場合もあり
利益確定が難しいのです
さらにトレンドと逆方向にエントリーしている場合は
突然逆行して大きな損失を抱えることになります
押し目でトレンド方向に待ち構えているトレーダーが多いからです
つまりリスクリワードが安定しないのです
エントリーは常にトレンド方向を意識すべきで
仮にエントリーが遅れたり逆行しても戻る可能性が高いのです
波が大きいと感じる場合は例外的にトレードはしてもいいと思います
ノイズが大きいチャートもありますからね
③ 波が小さい時はホールド
波が小さい時はホールドする
波が小さい場合は波の値幅でも利益を取りにくいわけですから
そのままトレンド方向にホールドした方が効率がいいです
ではその波の大きさをどうやって判断するか?
1つはMTFの15分MAなどが効いて上で推移している場合などは
そのままホールドしても良さそうです
MAを跨いで乱高下している場合などはノイズが大きいので
波をスキャルピングしても結構な値幅が取れる場合があります
ジリジリはトレンドのみでホールド
乱高下は波も取りに行くと覚えておきましょう
ホールドしている場合でもMAラインが効いていないと判断できれば
一旦利確して様子を見るという安全策も取れるわけです
④ 意識の優先度が行動を支配する
意識の優先度が行動を支配する
トレンドと波を混同していると意識の優先度がブレます
つまり優位性のある場面でトレードが継続できません
いつまでも安定しないトレードになります
トレンド方向で波に沿ってトレードするという事は
無理に漕がなくても流れに身を任せていれば進んでいくのです
ですから意識をまずトレンド方向に根付かせて
その中の上下動はあくまで そのトレンド内の動きという認識を持つ
手を出してはいけない波があるということ
儲けやすいトレンドと波があるということ
それはトレンドと波を観察しないと分からないのです
2020年11月23日 23:36公開/ 2021年1月26日 15:58更新