【10/7~10/11】今週の相場展望(ドル円、ユーロドル、ポンドドル、オージードル)
2019年10月6日 22:30公開 / 2021年3月1日 00:59更新
先週は指標が多い一週間でした。
アメリカの指標は良くないものが多く、ドル売り円買いが進みました。
今週は米雇用統計明けで、どのような値動きとなるか注目していきたいと思います。
(※この記事のレートは、YJFXのものを使用しています。)
ドル円はダブルレポ(ダブルトップ)を形成!!下降トレンドに転換するか?
ドル円は、もう一つのブログで書いた通り、ディナポリのダブルレポを形成して下げてきました。
ディナポリのダブルレポは一般的なダブルトップと捉えることもでき、ネックラインを下抜けてきたので、日足レンジ下限の105.737付近まで下落する可能性があります。
ただ、先週木、金曜日は、一目均衡表の雲がサポートとなって長い下ヒゲを出しています。
金曜日の日足は木曜日の日足の高値と安値の範囲内で十字線となっており、方向感が無くなってきています。
まずは、木曜日の高値と安値のどちらを更新していくかをしっかり見極めたいところです。
木曜日の安値を更新して下げていけば、レンジ下限付近まで下落する可能性が高まり、9/3安値の105.737が注目となります。
ユーロドルは下降トレンド継続!!戻り売り戦略が有効!?
ユーロドルの日足は、レンジの下方ブレイクを繰り返して、下降トレンドが続いています。
現在は9/13の高値1.11094と10/1の安値1.08788のレンジ内にあり、レンジ下限から戻って調整している局面になります。
ユーロドルは7月中旬からずっと、ディナポリの25×5DMAがレジスタンスとして機能しており、今回も25×5DMAで上値を抑えられるのかどうか注目です。
積極的に戻り売りを仕掛けるなら、25×5DMAレベルでショートするのも面白いかもしれません。
もう少し安全なエントリーであれば、上昇が止まって再下落が始まり、日足が3本のDMAの下側に出てきてからでも遅くないはないと思います。
ダウ理論に従えば、さらに安全に、レンジ下限の1.08788を下抜けてからのエントリーとなります。
いずれにしても、ロングでのエントリーを考える局面ではなく、エントリー時には適切な位置にStopを設定して、リスク管理をしっかりしておく必要があります。
ポンドドルは方向感なし。様子見が妥当。
ポンドドルの日足は、9/3の安値1.19583と9/20の高値1.25822のレンジ内での値動きです。
現在は、一目均衡表の雲の中で3本のDMAと絡む動きになっており、値動きに方向感が出ていません。
ファンダメンタルズでも、ブレグジット関係のヘッドラインに振らされる展開が予想され、エントリーは避けたい局面だといえます。
日足レベルでは、レンジの上限、下限のどちらかを抜けるまでは様子見するのが安全だです。
オージードルは日足レンジを下抜け。ベアトラップに要注意!!
オージードルは8月から続いていた大きなレンジを下抜け、0.66696まで下落しました。
しかし、その後は米指標でのドル売りもあって、先週末にかけて上昇しました。
ベアトラップに警戒する局面ですが、値幅、期間ともに大きかったレンジを下抜けた事実があるので、基本的には下目線で考えたいと思います。
現在のレンジ上限を9/12でとるか、9/24でとるかで迷うところですが、9/12の高値0.68943を上抜けない限りは下目線で考えていきたいと思います。
ただ、エントリーするタイミングは日足レベルでは難しく、より短い時間軸と組み合わせて考えるのがよさそうです。
平日は、毎日その日の相場観を書いています。
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2019年10月6日 22:30公開/ 2021年3月1日 00:59更新